勉強できない。
この悩みを持つ人が世の中にどれだけいるでしょうか?
僕も偏差値40しかなかったので、勉強ができない人の気持がよくわかります。
「勉強ができない」「どこからやり直せばいいかも分からない」「自分には勉強の才能がないのかも」「ひょっとしたら何かの病気かも・・・」「やらなきゃいけないけど勉強できない」「一体どこから手をつければいいか分からない」「自分はどうせ頑張ってもムリ」
きっとあなたもこんな悩みを抱えているのではないでしょうか?
日本は勉強ができないとまるで、ダメ人間、なまけもの、頑張れない人のように人を見る傾向があります。
親や先生からも「勉強しろ」と言われて嫌気がさしているのではないでしょうか?
この記事では、1日12時間勉強しても偏差値50にも届かなかった落ちこぼれの僕が、自分の経験とプロ家庭教師として働いている経験を生かして、なぜ勉強できなかったのか、勉強できない人は何から始めればいいかなどの、勉強できないひとの悩みをまとめた記事になっています。
この記事を全て読めば、あなたの勉強できない悩みは全て解決します。
勉強に関する基本的な悩みはカバーしているつもりですが、記事を読んでみて不足があれば、「こんな悩みもある」とコメントしてください。この記事をもっとよくするためにも、あなたの抱えてる悩みが必要です。
全ての記事を読んでもらってもいいですし、目次を読んで、自分の抱えている悩みを解決する目的で読んでもらっても構いません。
少しでもこのまとめ記事が役立てば何よりです。
目次
勉強のやる気が出ない理由はやってもできなかった経験
あなたは今、「どうせ自分なんて勉強してもできない」「やっても無駄なら始めから勉強しなければいいや」というように、自分に対して諦めの感情を持っていませんか?
”どうせできないなら初めからやらない”という考えになることを、心理学的に学習性無気力と言います。
心理学で名前がつけられているということは、あなた以外にも同じ悩みを持つ人がたくさんいるということです。
では、学習性無気力から脱するにはどうすればよいのでしょうか?
学習性無気力から脱出する方法は自分の成長に目を向けることです。
なぜなら、学習性無気力になってしまう理由の一つは周りの基準と比べてしまうからです。
例えば、50点満点のテストで平均点が30点だとします。いつも勉強をせずに10点しか取れない人が、勉強をして25点をとった場合、あなたはこの人の努力をどう感じますか?
学習性無気力になってしまうひとは、「努力しても平均点以下なら意味ないじゃん」と考えてしまいます。
ですが、自分の成長に目を向けると「いつも10点なのに、今回は25点も取れた!」とプラスに考えることもできます。
あなたはどうでしょうか?
大事なのは、自分の成長に目を向けることです。今回は25点だったのなら、次回は30点を目指せばいいんです。
こうすると、進歩する感覚を得ることができるようになります。もしもあなたが学習性無気力になっているのであれば、まずは自分の進歩に目を向けることから始めましょう!
学習性無気力について詳しく知りたいひとはこちらの記事を読んでみてください。会話形式で読みやすくなっています。
勉強しないのはできないから!【どうせ自分なんて】とさよならする方法
勉強できないのはひょっとして病気? 勉強できない病気とは?
「勉強を本気で始めよう」と思っても、そもそも自分に勉強の才能がなかったり病気かもしれないという可能性がある限り、勉強に本気で取り組むことは難しいですよね。
では、実際に勉強ができない病気はあるのでしょうか?
結論から言えばあります。一般的に学習障害と言われるものです。
学習障害とは、知的発達の遅れはないものの、「読み」「書き」「聞く」「話す」「計算推論」の5つの技能の能力に困難が生じることです。
具体的には以下のような特徴が挙げられます。
これらの特徴を読んである共通点に気づきましたか?
学習障害の特徴とは、そもそも勉強すること事態が困難であるということです。
なので、勉強が苦手。周りよりも結果が出ないと言うのは学習障害とはいえません。
それよりもむしろ、勉強の才能が関係してきます。
勉強の才能については、2つ下の見出しで解説しているので、興味があれば見てください。
勉強の病気について知りたい場合はこちらの記事をどうぞ!
勉強できないと人生詰む?勉強が大事なのは結果を出す方法を学ぶため
学生なら一度は”勉強ってなんで大切なんだろう”という疑問を持ったことがあると思います。
”学歴社会は終わった”、”学歴が全てではない”という意見をどこかで聞いたこともあるはずです。ですが、その一方で高学歴ほど収入が高いというデータも存在します。
これは一体どういうことなのでしょうか?
結論
勉強が大切な本当の理由は、能力を向上させる方法を学ぶためです。
高学歴の人は成績を上げて難関校に受かっています。つまり勉強の能力の上げ方を知っているわけです。
能力を上げる経験をしたひとは、社会人になって仕事をする時も自分がどんな努力をすれば仕事に必要な能力を向上させられるか考えます。
一方で、勉強をしなかったひとは自分がどうやったら能力を高められるのかを知りません。すると、社会人になった時にもどうすればいいかが分からず、仕事でも成果を出すことができないんです。
仕事の能力を高めることは給料が上がる事に繋がります。この能力を上げる方法を知っていることが収入の格差につながるわけです。
逆に言えば、能力を高める方法を知ってさえいれば、低学歴であっても社会で活躍することができます。
では、能力を高めるためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、PDCAサイクルを回すことです。具体的に言うと、考える、試す、気づく、改善するという考えのサイクルを回すことです。
たとえば、数学の立体図形の問題ができないという場合
1.立体図形の問題が解けないのは、平面図形が苦手だからなのでは?(考える)
↓
2.平面図形の問題を基礎から解き直す(試す)
↓
3.比を使った平面図形の問題で躓(つまづ)いている(気づき)
↓
4.平面図形の比を使った問題を教えてもらおう(改善)
みたいな感じです。
より詳しく勉強する理由や、PDCAサイクルについて知りたい方は、こちらの記事をどうぞ!
勉強に才能って関係あるの?自分が勉強できないのは才能がないから?
あなたも一度は「勉強に才能ってあるんじゃない?」と感じたことがありませんか?
結論から言うと、勉強に才能はあります。
運動や芸術には才能があると理解できる人が多いですが、勉強となると途端に「才能は関係ない。努力が重要」と考える人が増えます。ですが、逆に考えてください。運動や芸術に才能が関係しているなら、なぜ勉強だけが例外なのでしょうか?
受験は平等な戦いと言われることがありますが僕はそうは思いません。脳の発達の速度や思考力のスピードには、やはり個人差が大きく関係します。
では、勉強の才能とは一体何なのでしょうか?
結論、勉強の才能はIQです。
IQの高い人ほど頭の回転や情報処理能力が早い特徴があります。情報処理能力の高さは受験で問題を解くときのスピードにも関わりますし、日常学習の勉強効率にも大きく関係してきます。
だから、IQが高い人ほど勉強もできて偏差値が高い傾向にあります。
では、勉強の才能がない人どうしようもないのでしょうか?そんなことはありません。
勉強ができないひとはまず、勉強の量を積み上げることが大切です。
上の図を見てもらうと分かると思いますが、成果を出すためには才能以外にも努力の量と質が大切になってきます。
そして努力の量と質では努力量を上げることが優先です。
なぜなら、努力は量質転換が起こるからです。
量質転換とは量をこなすことで質が向上することです。
例えば、バスケットボールのドリブルをイメージしましょう。
最初はひたすらドリブルの練習をします。すると、だんだんドリブルが上手くなっていきます。
ドリブルがうまくなる理由は、何度も練習することで自分の改善点を見つけたり、ドリブルに慣れたからです。何度も練習繰り返したからうまくなったのであり、最初から上手くできるわけではありません。
勉強も同じです。まずは長時間勉強をすることで、自分の努力の改善点を見つけたり、計算問題に慣れることで勉強の質が向上するんです。
だからまずは、勉強の量をこなすことを意識しましょう。
ですが、むやみに努力をしていても意味はありません。意味のある努力にするためには量をこなすことを目的にしないことです。
詳しく書くと長くなるのでここでは省略しますが、気になったひとはこちらの記事を御覧ください。
勉強の才能を伸ばす方法も紹介しています。
努力しても結果が出ないのは暗記ができていないから
人よりも多く勉強をすれば成績が上がる
一生懸命勉強をしている学生はこう考えているひとが多いです。ですがそれは間違いです。
僕は中学生の時、同じように考えて夏休み1日12時間の勉強をしましたが、夏休み明けのテストでは成績が全く上がっていませんでした。
なぜ成績が上がらなかったのでしょうか?理由は簡単です。意味のない勉強をしていたからです。
では意味のない勉強とはなんでしょうか?
意味のない勉強とは自分が何を学んだか言えない勉強です。
12時間勉強して学んだことがない勉強と、1時間勉強して新しいことを1つ学ぶ勉強では、価値があるのは1時間の勉強です。
勉強で大切なのは時間ではなく、どれだけ新しい知識を手に入れられたかです。
では、効果のある勉強をするためには具体的どうしたら良いのでしょうか?
答えは、学んだことを書き出すです。
今日の勉強で学んだことを紙に書き出しましょう。具体的には、下の写真のように1問1答形式にしてノートにまとめます。
こうすることで、1日に学んだ知識を目に見える形でまとめることができます。
1日3つ新しいことを覚えれば、1ヶ月で90個の知識を身に着けた事になります。90個新しい知識が増えて、テストの点数が上がらないことがあると思いますか?
自分が学んだことを言えない勉強が意味のない勉強なら、逆に自分が学んだことを言えるようになればそれだけで成績が上がるとも言えます。
さらに詳しい内容はこちらの記事に書いてあるので気になったひとは見てください!
勉強のやる気が出ない原因と手をつけるべきこと
勉強をしている中で「勉強のやる気がでない」「集中力が続かない」という悩みを抱えたことがありませんか?
勉強の悩みを聞いたときに1番聞く悩みと言っても言い過ぎではないのが、”勉強のやる気が出ないこと”です。
何を隠そう僕も同じ悩みを抱えていました。そして僕が担当している生徒も同じ悩みを抱えています。
家や塾でやる気が出ない原因は、最初に説明した”学習性無力感”以外ではおおよそ3つの原因が考えられます。
- 机が汚い
- スマホの誘惑に負ける
- 勉強をどこから手をつけていいか分からない
いかがでしょう?心当たりはありますか?
ここではスマホの誘惑に負けない方法を紹介します。
なぜなら、僕は個別指導で指導しているのですがコピーを取りに1分席を外しただけでも、何も指示が出ていないとスマホを扱う生徒がほとんどだからです。
それだけスマホの注意を引き付ける力は強力です。スマホの誘惑に勝つ方法は大きく分けて2つです。
1つ目はスマホをできるだけ遠ざけることです。もう一つはスマホロックを使うことです。
とにかくスマホは目に入ったり、存在を思い出すだけでも集中力を奪ってしまいます。
これに対処するためには、スマホを目に入れない。使うための手間を増やすということをするとイイです。するとスマホに意識が取られずに、勉強に集中できます。
ですが、それでもスマホに意識を奪われる場合は強制的に触れない状態にします。スマホロックのアイテムを使って自分の誘惑に打ち勝ちましょう!
机の上をきれいにする。勉強をどこから手をつけていいか分からない。についてはこちらの記事にかいてあるので気になる人は見てください!
勉強が嫌いで勉強ができないひとほどプロの講師に頼むべき理由
この記事で様々な、勉強ができないひとの特徴や原因、改善策を述べて来ました。
ですが、皆さん「楽に成績を上げたい」という思いがあると思います。そんなひとは結局どうしたらいいのでしょうか?
結論から言うと、プロの家庭教師に頼むことです。
僕のブログでは、一貫して勉強嫌いや、勉強が苦手な人ほどプロの家庭教師に頼るべきという主張をしています。
なぜなら、プロの家庭教師は成績を上げるプロだからです。
僕は小学校、中学、高校、浪人時代に合計5つの塾に通っていました。その中で唯一成績が上がったのは浪人時代に通っていた塾でプロの家庭教師に教えてもらったときだけでした。
勉強嫌いや勉強が苦手なひとが塾に行っても成績が伸びることはほぼありません。というのも、塾は成績を上げるプロではないからです。
一方、プロの家庭教師は成績を上げる事に特化したプロです。プロの家庭教師は何をどうやって勉強すれば成績が上がるかを具体的に教えてくれます。
プロのやり方に素直に従えば、それだけで成績が上がります。「本当にそんな簡単に成績が上がるの?」と疑問に思うかもしれません。
ですが、上がるからこそプロなんです。だから、何をどう勉強すればいいか分からない人ほどプロの家庭教師に頼るべきという風に僕は考えています。
ですが、一口にプロ家庭教師と言ってもその差は雲泥の差です。
社会人講師をプロ講師と呼んでいる塾もあれば、実績がないとプロ家庭教師と名乗れない塾もあります。僕もプロ家庭教師ではありますが、登録している塾によって社会人講師だったりプロ講師だったりします。
では、本当の一流のプロ家庭教師にはどこで出会えるのでしょうか?
僕は今まで5つの塾で働いていますが、その中でも最も講師のレベルが高いのはメガスタでした。
メガスタは、学生、社会人、若手プロ、プロの4つに分かれています。この中でも若手プロ以上の先生たちは、実績と経験と評判を兼ね備えていなければ決してなることができません。
今まで僕が働いてきた中でプロの講師を名乗るのが最も難しいのがメガスタです。だからこそ、僕は本当に成績を上げるためにプロの家庭教師を使う際には、メガスタをオススメしています。
僕が実際に働いてみて感じた、良かった点と悪かった点をまとめた記事があるので、メガスタが気になるひとは、ぜひ見てください。
勉強できない まとめ
今回は、勉強できないという悩みを全て解決するためのまとめ記事を紹介してきました。
それぞれ紹介している記事で、すこしでもあなたの悩みを解決できれば嬉しいことはありません。
冒頭にも書いたように、他にももっと「こんな悩みがあるよ」というような場合には、下のコメント欄に書き込んでもえるとありがたいです。