勉強で結果を出す!努力の成果は才能,努力量,努力の質で決まる。

当ブログのなかで人気が出ている記事の1つに

勉強できないのは病気という記事があります。

記事の中では運動と同じように勉強にも才能があるという話題について触れていました。


ですが詳しくは触れていませんでした。



そこで今回は、勉強で結果を出すために知っておくべき

勉強の努力と才能の高め方を紹介します。

勉強に才能は関係ある!勉強の成果の公式

勉強で結果を出す公式


結論から言うと、勉強の成果は





努力の量、努力の質、才能



この3つから構成されています。




そしてこの3つの関係は一つの式で表せます。

それが下の図です。

勉強で結果を出す公式


なぜ才能だけ掛け算なのかというと、それだけ才能の影響が大きいからです。


でも、受験においては才能の差を心配する必要はありません。

なぜなら、同じレベルの志望校には最初から似たようなレベルの人たちが集まっているからです。


実際模試の判定においてD~B判定まではあまり才能の差は関係ないです。




まだ、努力の量と質でカバーできます。




E判定、A判定くらいになると結構才能差を感じます。


なので、もしもあなたが今より偏差値5高い学校に行きたい場合、才能の差は多少あれど、努力量と質のほうが重要になります。


では、努力の量と質はどうやって高めればよいのでしょうか?


勉強で結果を出す!努力量、質、才能の鍛え方


ここからは、具体的に努力量、努力の質、才能の鍛え方について解説します。

勉強で結果を出す! まずは努力量を意識

結論から言うと、努力は量を上げることが優先です。


理由は転換(りょうしつてんかん)という法則があるからです。


量質転換とは量をこなすことで質が向上するというものです。


例えばあなたが単語を覚えたいとします。




あなたはどうやって単語を覚えますか?



よくある生徒の相談に
「どうやって単語を覚えればいいか分からない」
という相談があります。


ですが、それを知るにはまず自分で色々な方法を試す必要があります。



”文章のなかで単語を覚える”
”単語帳を使って単語を覚える”
”単語カードで単語を覚える”



など、色々試すことで自分にとって覚えやすい単語の勉強方法が分かるようになります。




自分に適した勉強法が見つかると、前よりも少ない時間で多くの単語が覚えられるようになります。



つまり、努力の質が上がるわけです。



なので、まずは分からないなりに様々な方法を試すということが重要になります。


量をこなすことで自分なりの勉強法が見つかった結果努力の質が上がるわけです。


なので、努力の質を上げるためにもまずは、努力量を増やすことを意識しましょう。

勉強で結果を出す! ※注意 量をこなすだけじゃ意味がない

ですが、いくら量をこなしても量質転換が起こらない場合があります。



それは、量をこなすことが目的になったときです。


例えば、
「計算プリントを毎日10枚解くぞ!」
みたいな設定をした場合です。


これでは量をこなすことが目的になってしまい効果が薄れてしまいます。



実際に僕は中3の夏休み1日12時間勉強しました。
 ですが勉強することを目的にしたせいで休み明けのテストは全然成績が上がっていませんでした。





ではどうしたら効果の高い勉強をできるのでしょうか?


結論



質の高まる勉強をするためには自分の弱点を探して改善するという意識が必要です。




実際の勉強のやり方は以下の感じです。



勉強の質を高めるプロセス




計算をたくさん解く場合では



勉強の質を高める具体例


まず5枚くらいまとめて問題を解く

5枚の中で自分がよくする計算ミスを見つける(カッコの前の符号をかけ忘れる)

原因を考える(よくマイナスを見落とす)

解決するにはどうすればいいか考える(符号とカッコの距離をはなして書く)

もう一度解いてみる


みたいな流れです。






”自分の弱点を見つけて改善を繰り返す”






その結果たくさんの問題を解いていた。
だから努力の量が多くなった。




というのが正しい量をこなすということです。




すると自然に努力の質も向上していき、量質転換が起きやすくなります。

あなたには無駄な努力をしてほしくありません。






ぜひこのことを頭んおいて勉強に取り組んで下さい!

プロの家庭教師に頼むのもあり


もう一つ努力の質を手っ取り早く上げる方法があります。




それは、プロの家庭教師に頼むことです。




なぜなら、学校や塾の先生と違い、プロの家庭教師は成績を上げるプロだからです。




僕は大学受験で浪人したのですが、その時に勉強を教えてもらったのがプロの家庭教師でした。



当ブログの人気記事でもあるチャート式の使い方はその当時の先生に教えてもらったものです。





本当に結果が出る努力の方法だけを教えてもらったことで、3ヶ月で数学の偏差値が5以上も上がりました。


いまだに尊敬をしていますし、忘れられません。




あなたもプロの授業を受ければ、プロの家庭教師が”プロ”と呼ばれる理由がきっとわかります。


体験でもいいのでぜひ受けてみて下さい。







本当にいい先生に当たると尊敬と感動の2つの感情が混ざった不思議な感覚に出会えますよ

特にオススメなのはこの2つです。

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勉強で結果を出す! 勉強の才能の鍛え方

最初に



”受験には才能はあまり関係ありません。なぜなら最初から同じような才能を持つ人達が集まっているからです”



と説明しました。



ですが、もしもあなたが

「逆転合格をしたい!」
「偏差値が今よりも10以上の学校に行きたい!」


こう考えるなら、努力と同時に勉強の才能も鍛えていく必要があります。







ですが、果たして勉強の才能は鍛えられるのでしょうか?






「才能は鍛えられないから才能なんじゃないの?」




こう考える人もいるでしょう。




ですが、勉強の才能を鍛えることは可能です!



そのためには勉強の才能の正体を知る必要があります。





まず最初に答えを言うと、


勉強の才能とは、短期記憶能力と頭の回転です。


勉強で結果を出す! 勉強の才能①短期記憶能力


短期記憶能力とは、ワーキングメモリともいい、よく机の広さに例えられます。



短期記憶能力が高い人は、脳内の机が広いので、頭の中に同時にいくつもの情報を置いておくことができます。

ワーキングメモリが高い人


一方、短期記憶能力が低い人は頭の中の机が狭いので一時的に覚えられる量が少なく、すぐに忘れてしまいます。

ワーキングメモリが低い人



短期記憶能力の高い低いは勉強に大きな影響を与えます。

具体的には下の2つの状況です。


1.日常学習
2.テスト本番


1.日常学習

日常学習において短期記憶能力の差が出るのは暗記です。


人が暗記するときの流れは



短期記憶→長期記憶



と記憶が移動することで覚えられるようになります。




ですが、短期記憶能力が低いと短期記憶に自分の覚えたい内容が移動しずらいんです。






つまり、短期記憶の能力が低い人は、暗記をするために手間と時間がかかってしまうということです。


2.模試やテスト

2つ目は模試やテストの場面です。



模試やテストの問題を解くときって、計算過程や文章に何が書いてあるかを思い出しながら解きますよね。





例えば、数学なら自分が今どこの計算をしているのかを意識したり、国語なら文章のどこに何が書いてあるかなどです。




短期記憶能力が高い人は、自分が今どの計算をしているかを忘れずに計算ができるし、文章のどこに何が書いてあったかをすぐに思い出して問題を解くことができるんです。


逆に短期記憶能力が低いと、

「あれっ今何の計算をしてたんだっけ」
「そんなこと本文に書いてあったっけ?」


みたいに何がどこに書いてあるか見失ってしまいます。



これにより、短期記憶能力が低い人は同じ問題を解くにも手間がかかるんです。




勉強で結果を出す! 勉強の才能②頭の回転

2つ目は頭の回転です。


勉強の才能を計るときによく使われるのはIQです。


IQが高い人は頭の回転が早い人です。




IQが高い人は頭の回転が他の人よりも早いので、他の人よりも早く結論にたどり着くことができます。




つまり、テストのときも他の人よりも短い時間で素早く問題を解くことができるわけです。



逆に勉強の才能がない人(IQが低い人)は同じ問題を解くのにも人よりも多くの時間がかかってしまいます。


試験は常に時間との勝負です。

ということは、勉強は頭の回転が早い人にとって有利な戦いになっているというわけです。




また、日常の勉強においてもIQが高い人はすぐに理解できる一方でIQの低い人は時間をかけて理解しなければなりません。



つまり、勉強の才能がある人は短い時間で多くのことを学んで処理できる



勉強の才能がない人は時間をかけてゆっくりと処理をする

というわけです。

勉強で結果を出す! 勉強の才能を鍛えるには〇〇と〇〇をやれ


ここまでの話を聞いて気になるのは



「どうしたら才能を鍛えられるのか」



ということだと思います。


結論は散歩と瞑想です。


勉強で結果を出す! 散歩をすべき理由

散歩が学力を向上させるという事実は、様々な研究から分かっている事実です。




アメリカの研究チームが小学生250名に対して行った実験で、



週に2回体育の授業をやったクラスと、毎日体育の授業を行ったクラスに分けて実験を行いました。




すると、毎日体育をやったクラスは体育の成績はもちろん国語、数学、英語のテストでも週2回のクラスよりも高得点を取ったんです。





また、他の研究ではさらに詳しい結果を得るために体力測定(心肺機能、俊敏性、筋力)をしたところ





体力が高い生徒ほど学業にも優れていることが分かったんです。

では一体どの程度の運動をすればいいのでしょうか。




それは、少し息が上がる散歩を20分です。






研究では、少し息切れを起こす程度の散歩を20分するだけで、その後1時間読解力と注意力が向上していたんです。







さらに持続力は運動を続ければ続けるほど長くなることに加え、認知機能、集中力、注意力、短期記憶能力の向上も見られたんです。





つまり、1日20分程度の散歩をするだけで勉強の才能を伸ばすことができるんです。



僕は、週5回20分~30分程度の散歩をしているのですが集中力と頭の回転がました実感を得られています!





散歩は他にもいい影響をたくさん与えてくれるのですが、ここでは全て紹介しきれないので




もっと気になった人はコチラの本を読んで下さい。


勉強で結果を出す! 瞑想をすべき理由



もう一つの勉強の才能を伸ばす方法は瞑想です。




瞑想はうつ、ストレス、不安解消にはかなりの効果があることが分かっています。




その他にも記憶力、集中力、短期記憶能力の向上が科学的にも効果があることが分かっています。






具体的なやり方ですが、




簡単な瞑想のやり方

あぐらをかいて座る
   ↓
タイマーをセットする

   
目をつぶって呼吸する(4秒で吸って8秒で吐く)

   
タイマーがなるまで続ける


です。



どうですか?以外に簡単ですよね。



瞑想は3分でも十分に効果が感じられます。


さらに、積み上げた時間が長くなるほど瞑想から受けれる恩恵(おんけい)が高くなることが分かっているので、




長くできるなら長くやってもらうほどお得です。

僕も毎朝3分くらいやっていますが、それだけでも不安がなくなって頭のノイズが消える感覚があります。

勉強で結果を出す! まとめ

今回は、勉強の努力と才能について述べてきました。



最後に要点をまとめておきます。

本記事のまとめ

・勉強の成果=(努力量+努力の質)×才能

・努力の量と質はを上げるには量をこなすことから始める

・努力は自分の弱点を探して改善する意識を持つ

・勉強の才能は短期記憶能力と頭の回転


・勉強の才能は散歩と瞑想で鍛えられる


あなたの勉強の結果が出ることを祈っています!

最後に

常に記事のネタに困っているので、なにか質問や要望があればこのブログのお問い合わせフォームもしくは
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それではまた次の記事でお会いしましょう!


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