こんにちは。コウメイです。
中学生のあなたなら「漢検」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。
でも、その一方で
「中学生に漢検っているのかな?」
「漢検を受けるメリットってなに?」
「何級から受けたらいいの?」
こんなことを考えたことがありませんか?
結論から言うと
中学生に漢検はとても役立ちます!
僕はプロの家庭教師として、受験生を教えています。
そこで教えていて気づいたことがあります。
それは、成績が低い生徒ほど
漢字が書けずに点数を落とすということです。
漢字が書けるようになると、それだけでテストの点数が上がることも珍しくありません。
もしあなたが漢字が苦手なら今回の記事を読むことで
漢字を勉強することの大切さを分かってもらえると思います。
それでは、行きましょう!
・中学生に漢検が必要な理由
・中学生にオススメな受験級
・漢検の勉強の仕方
目次
中学生に漢検が役立つ3つの理由
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先程も書いたように、中学生にとって漢検受験はとても役立ちます。
理由は次の3つです
・漢字は全ての科目に出てくる
・漢字が書けないと点数が上がらない
・暗記が楽になる
中学生に漢検が役立つ理由 1.漢字が全ての科目に出てくるから
最初の理由は、漢字が全ての科目に出てくるからです。
国語、数学、理科、社会、英語
漢字は全ての科目で出てきます。
そして、国語や社会はもちろん、計算が重要な理科や数学でも、漢字で書かなければバツにされることがあります。
あなたも、答えが分かっているのに漢字が書けなくてバツになった経験はありませんか?
漢字を学ぶと漢字が書けずにバツになるということがなくなります。
つまり、漢字は5教科全ての勉強につながるコスパの高い勉強なんです。
中学生に漢検が役立つ理由 2.漢字が書けないと点数が上がらない
2つ目の理由は、漢字を書けないと点数が上がらないからです。
最初に漢字が書けると、それだけで点数が上がることも珍しくないと書きました。
確かに、漢字が書けると点数が上がります。
では、漢字が書けないととどうなるのか。
漢字が書けないと点数は下がります。
なぜなら、プラスがゼロになるのではなく、プラスがマイナスになるからです。
例えば、
「日本の最南端に位置する島の名前を書きなさい。」(2点)
という問題があるとします。
この問題の答えは「沖ノ鳥」です。
ですが、もし答えが分かっているのに、漢字が書けない場合
漢字が書けていた場合の(+2点)がなくなり、取れる問題で落とした(-2点)となってしまいます。
つまり、取れる問題で漢字が分からずに得点を落とした場合
4点分の損失になってしまうんです。
ということは、
いくら勉強をして知識を身に着けても漢字が書けないと一向に点数は伸びなくなるんです。
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受験本番で4点分の損失は合否に直結します!
中学生に漢検が役立つ理由 3.暗記が楽になる
3つ目は、暗記が楽になるということです。
あなたは
カタカナを覚えるのと漢字を覚えるのどちらが楽ですか?
おそらく、多くの人はカタカナのほうが楽だと思います。
なぜなら、カタカナは音だけを覚えればテストで点数が取れるからです。
例えば、「ネアンデルタール人」の場合、
「ネアンデルタールじん」という音だけを覚えればテストで点数が取れますよね。
しかし、
「墾田永年私財法」の場合、
「こんでんえいねんしざいほう」という音+墾田永年私財法という漢字
を覚えなければテストで点数は取れません。
つまり、知らない漢字がある場合は、
漢字を覚える作業が追加されるんです。
最初から知っている漢字が増えれば、漢字を覚える作業が減って暗記が楽になります。
だから、漢字を先に学ぶと暗記の負担が減るんです。
以上、3つの理由から中学生が漢検を受けるとメリットがあるんです。
では、中学生の場合漢検は何級から受けるべきなのでしょうか?
中学生が英検を受けるなら何級から?
![](https://amanojyakuhitori.com/wp-content/uploads/2021/10/question-gdc8120ad1_640.jpg)
結論、5級です。
漢検の級とレベルの関係はこんなかんじです。
5級・・・小学校の全範囲
4級・・・中学在学レベル(中1中2レベル)
3級・・・中学卒業レベル
この図を見ると
「中学生なら4級からでいいじゃん」
こう思う人もいると思います。
でも僕が、漢検の勉強を5級から始めることを進めるのには理由があります。
・できる人はすぐに終わる
・意外とできていない人が多い
理由の1つ目は、できる人はすぐに終わるからです。
漢字が本当に得意なら、5級はすぐに終わると思います。
すぐに終わる場合は時間も無駄にならずにすむので
5級に取り組んでも時間的な損失も少ないです。
ですが、もしも5級で躓(つまず)くような場合は
4級や3級に取り組んだところで、
わからない漢字が多すぎて先に進めない可能性があります。
5級から始めたほうが結果として時間のロスも少なくてすむので
とりあえず5級から始めることをオススメします。
理由2つ目は、意外とできない人が多いからです。
僕が家庭教師で教えている中学3年生でも、
偏差値40の生徒は漢検5級の漢字がまともに書けない人が多いです。
テキストをやってもらっても、特に漢字の書きは半分以上できない人がほとんどです。
漢検5級の内容ができないと、
・漢字が読めないから文章が理解できない
・なにを聞かれているかわからない
など、様々な支障が勉強に出てきます。
もしも、あなたの偏差値が40代やそれ以下の場合は
小学生の漢字が完璧でない可能性が高いです!
であれば、まずは5級から受ける必要があります。
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漢検の勉強方法はとてもシンプルです。
漢検の勉強法&おすすめ教材
1.過去問を解く(実力を知る)
2.参考書で弱点補強(足りない部分を補う)
これをひたすら繰り返すことで着実に実力が付きます。
結局は覚えることが多い試験なので、どれだけ繰り返して思い出すかが合否を分けます。
過去問は、漢検のHPからダウンロードすることができます。
漢検過去問ページ(1回分しか無いので注意)
もっと問題がほしい方はAmazonで購入できます。
次に、弱点を補うための参考書です。
オススメは
です。
漢検を実施している協会が発行しているので無駄なく学習ができます。
教材に迷ったらこの2冊を選べば間違いは無いです。
中学生に漢検は役立つの? まとめ
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今回は中学生に漢検がおすすめな理由を話してきました。
どうでしたか?
最後にもう一度まとめておきます。
中学生に漢検がオススメな理由は
・漢字は全ての科目に出てくる
・漢字が書けないと点数が上がらない
・暗記が楽になる
でした。
それではまた、次の記事でお会いしましょう!