【定期テストから受験まで】誰でもできる中学理科の効率的な暗記方法

中学の理科の勉強って計算や暗記が混ざっていて大変ですよね。



「理科の暗記が苦手」
「理科を効率よく暗記できる方法はないかな」





こんな悩みを持っている人も多いと思います。






今回は、理科の暗記が苦手な人にとって役立つ効率のいい暗記方法を教えます。





理科の暗記をどうやるのか具体的に知りたい人はこの記事を読めば悩みがすべて解決しますよ。



実際に、この勉強法を使って成績が伸びた生徒がいるので効果は実証済みです!



それでは早速生きましょう!

この記事で分かること

・中学理科の効率的な暗記方法
・理科が苦手な人にやってほしい勉強
・テストでいい点を取る方法

中学理科の暗記法 理科勉強の大原則

理科の勉強をする上での大原則は全部で3つあります。

  • 暗記分野と理解分野に分ける
  • 基礎知識から暗記する
  • 理解分野は後回し

1.暗記分野と理解分野を分ける

1つ目は暗記分野と理解分野に分けることです。

理科は中学では理科という一つの科目として扱われます。




ですが、高校になると


・物理
・化学
・地学
・生物



というように4つの分野に分かれます。


一般的に物理・化学は理解分野、地学・生物は暗記分野となっています。



ですが、この傾向はすでに中学の理科の時点で存在しています。



なので、中学生で理科を勉強するときにも暗記分野と理解分野に分かれる傾向があるということを意識して勉強をすると効率よく勉強できるようになります。



では、理解分野と暗記分野はどちらから手を付けたほうが良いのでしょうか?

2.理解分野は後回し

結論、暗記分野から手をつけましょう。


化学や物理といった理解分野はあとからでいいです。



理由は、僕が受験生を見ていると偏差値40代の生徒は理解分野も暗記分野もどちらも中途半端な状態になっている生徒が多いからです。



そして、入試直前までどちらも万全といは言えない状態で入試に挑みます。



偏差値50に届かない生徒は、基本的な暗記事項を覚えきれていません。






なので、まずは暗記分野の勉強から始めましょう。


理解分野が人並み以下でも、暗記分野の知識を8割以上押さえればそれだけで偏差値50を超えることは可能です。

では暗記分野の知識は何を暗記をすればいいのでしょうか?



3.基礎知識から暗記する



結論、教科書の太字です。




教科書で生物と地学の分野の単元を一つずつ潰して行きましょう。

生物は、植物、心臓の機能、などです。地学は、天気の変化、地層の種類などの分野です。


まずは、教科書の太字になっている語句を暗記します。





ですが、ただ暗記をしろと言っても「具体的な暗記の方法が分からない」という人もいると思います。



なので、ここからは具体的な暗記方法の説明をします。


中学理科の具体的な暗記方法 スクワット暗記法


具体的な暗記方法はスクワット暗記法です。


以前の記事でも紹介したのですが、その時は英単語を例にしていました。





今回は、理科の場合のやり方を説明します。



理科の場合は教科書を使います。

中学理科の暗記方法 スクワット暗記法のやり方

理科は暗記をした上で、その知識が色々な角度から問われる科目です。



そのためにはまず、使える知識を増やすために知識を暗記する必要があります。



その中でもよく聞かれるのがさっき紹介した教科書の太字部分です。




なので、まずは教科書を暗記します。

その時のやり方は以下のとおりです。

  • 1.教科書の重要語句に線を引く
  • 2.教科書を読みながら思い出す

1.教科書の重要語句に線を引く

線を引くという言い方は誤解を生むかもしれません。正しくは、語句をマーカーで隠すです。



実際はこんな感じです。(理科の教科書を持ってないので社会の教科書で代用しています)




赤いシートをかぶせると文字が見えなくなるペンがあると思います。
それで、教科書の重要な部分や、太字の文字を隠します。

2.教科書を読みながら思い出す


次に、隠した部分を思い出しながら教科書を読み進めて行きます。




1行目から隠した部分を思い出しながら読み進めて行きます。
大切なのは、間違えたら最初からやり直すということです。


今回の例で言うと


豊臣秀吉は~と読み始めて、1番最初に出てくる石高(こくだか)という語句が分からないとします。



そうしたら隠した部分を確認し暗記します。その後また始めの豊臣秀吉はから読み直すという方法です。





こうすることで、覚えるまで終わらない勉強になります。





何度も繰り返すと、話の流れそのものを覚えられるし、「忘れたくない!!」という思いも働いて、記憶力も上がります。




この勉強方法のメリットは時間がかからないことです。






教科書を繰り返して読むだけなので、時間は思ったよりかかりません。




ページ数の文字にもよりますが、理科は意外と文字数が少ないので、
1ページ5~10分ほどで覚えられます。




基本は見開き1ページを1セットがちょうどいいです。




僕の教えている生徒は、これで本当に成績が上がっています。
みなさんも一度騙されたと思ってやってみて下さい。

中学理科の効率的な暗記方法 理科が苦手な人にやってほしいこと



そうは言っても、
「自分は頭が悪くて全然暗記できない」
という人もいるでしょう。




そんな人にこそ僕は教科書を読んでほしいです。




なぜなら、勉強が苦手な生徒だけれど、教科書をじっくり読めば意外と理解できる
というようなことが結構あるからです。



僕の友達で中学時代社会で普段は60点代の友達がいきなり80点をとったのですが、






その友達は、
「教科書読んだら授業よりも理解できた」
と言っていました。



勉強が苦手な生徒の中には
「教科書は読んでも理解できない」
という人も多いですが、実はそんなことはありません。






どちらかというと、教科書が理解できないというよりは、字を読むのが面倒臭い
という気持の方が大きかったりしませんか?



字を読むのが嫌いなだけで、読めば意外と理解できるものですよ!




なので、僕は勉強が苦手な人にこそ教科書を読んでみてほしいです。

中学理科の効率的な暗記法 教科書を読むコツ

一つ教科書を読むコツを紹介します。

教科書を読むコツは
そういうものだと納得してしまうということです。




なんで、そうなるのか説明されても納得できないことも多いと思います。





なぜ、力学的エネルギーが保存されるのか。
なぜ、公式が成り立つのか。



勉強ができない人ほど決まっていることに対して疑問を持ってしまうことがあります。





ですが、教科書というのはそれまで分かってきたことをまとめているだけなので、
ある程度は

「そういうものか」

と納得する必要があります。



納得できれば、教科書を読むのは楽になります。

中学理科の効率的な暗記方法 テストで高得点を取るために必要なこと


ここまでは理科の暗記を効率的に行う方法を紹介してきました。




ですが、理科のテストは暗記だけでは高得点を取ることはできません。




なぜなら、テストで高得点を取るには覚えたことをいろいろな角度から聞かれても答えられる力が必要だからです。




いろいろな角度から聞かれても対処する力をつけるには問題を解くことが必要です。





問題を解くことは科学的にも記憶の定着につながることが分かっています。




つまり、
問題を解く行為は知識の定着と応用力育成の2つの面にメリットがあるんです。





教科書の自分が覚えたページと対応している部分を解くために
一番適している教材はワークです。




なぜならワークは教科書とページの内容がしっかりリンクしていますし、基礎から標準にかけての問題がある程度網羅(もうら)されているからです。






そして、ワークの問題を解くことで覚えた知識をどのように使うのかを学ぶことができます。





すると、試験本番にも対応できるようになるというわけです。



だから、問題演習をするならワークがおすすめなんです。





ワークをなくした。捨てた。という人は以下の問題集がオススメです。



ワークをなくしたと言う人はこの問題集を使って勉強して見て下さい。

中学理科効率的な勉強方法 まとめ

今回は、中学理科の効率的な暗記方法を紹介しました。

最後に流れのおさらいです。

  • 1.太字をマーカーで隠す
  • 2.1ページの隠した部分を全部言えるようにする
  • 3.ワークや問題集で知識を定着させる

単純そうな勉強法に見えるかもしれませんが、効果は間違いなくあります。

ぜひ今回紹介した方法で勉強を進めて見て下さいm(_ _)m

きっと今よりテストがスラスラと解けるようになります!

それではまた、次の記事でお会いしましょう(^_^)/~

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