【まねるだけ】英語の音読で偏差値が10上がった私の音読方法




「英語の音読には効果があるのかな」
「あるとしたら、どんな効果」
「どうやって音読すればいいんだろう」




アナタはいまこんなことを考えていませんか?





結論から言います。




英語音読には高い効果があります!




僕は、高校生2年生の時、数ヶ月だけ音読に取り組んでいました。




すると、他の勉強法は一切変えずに、音読をプラスしただけで、

センター模試の成績が3ヶ月で



90点→120点

リスニングについては、

25点→40点

に上がりました。






偏差値で言うと一気に5以上、
上がりました。



今回は、当時僕がやっていた音読方法と、
今やるならもっとこうするというようなやり方も加えた

音読の方法や、

なぜ、音読が効果があるのかについてお話していきます。


この記事でわかること

・音読の効果
・音読の取り組み方
・取り組む教材

それではさっそく行きましょう!

音読で英語の偏差値が上がった 音読の5つの効果


まず、最初に音読の効果について話していきます。




僕は音読をしていて英語が30点上がったと言いましたが、




実はこのとき

リスニングも偏差値60まで上がっています。





実は、音読の効果は
英語学習のすべてにおいてプラスの面に働くんですね。


僕が感じた音読によるメリットをまとめてみました。


  • 1.英語を戻り読みしなくなる
    →読解力UP
  • 2.英語を英語のまま理解できる
    →読解力&リスニング力UP
  • 3.音のつながりがわかるようになる→リスニング力UP
  • 4.文法、構文が身につく
    →文法&構文力UP
  • 5.単語や熟語を覚えられる
    →単語&熟語力UP

どうです?



一石二鳥どころではありません。

一石五鳥です。



音読という、たった一つの勉強でこんなにも多くのことを学べるなら、

もうやらない手は無いですよね!



もう少し詳しく説明します。

英語の偏差値が音読で上がる理由 1.戻り読みをしなくなる

英語を読むのが遅い原因はなんだと思いますか?




単語や文法を知らなければ
そもそも長文を読むことができません。




では

読むのが遅い原因は何なのか?



それは、

戻り読みをしてしまうこと

です。




はじめから長文を読んでいって途中で、
「んっ?今の文なんて書いてあったっけ?」
となったことはありませんか。






また前に戻って同じところを読み直す。

戻り読みを繰り返すことで読むのが遅くなっています。




音読の場合、文章を読みながら口で発音をしていくので
戻り読みという行為が許されません。




だから、自然と戻り読みの癖がなくなるんです。

英語の偏差値が音読で上がる理由 2.英語のまま理解できる

メリットの2つ目は、
英語を英語で理解できるようになるということです。




メリット1と似た話でコレも戻り読みができないことのメリットです。





音読を続けていくと、最初はたどたどしく発音していた発音が、
すらすらと発音できるようになっていきます。



スラスラ読めると、文全体で英語を理解しやすくなります。




そうすると、英語を英語のまま理解できて、意味を取れるようになるんです。

英語の偏差値が音読で上がる理由 3.音のつながりがわかるようになる


3つ目は、リスニングにおけるメリットです。



当たり前の話ですが、人は、
「自分が知っている音しか聞き取れません。」





ですが英語には、日本語にはない音のつながりや発音などがあります。






だから、最初のうちはなかなか聞き取れないんですね。




例えば

a lot of を日本語では「アロットオブ」

と発音しますが、実際のナレーションを聞くと

「アラトオブ」

というような発音になります。







こういった認識のズレや、知らない発音が
あれば当然英語を聞き取ることは
できません。





なので、

音読によって自分が発音できるフレーズが増えるほど、

アナタのリスニング力は向上していきます!




英語の偏差値が音読で上がる理由 4.文法、構文が身につく


4つ目は文法や構文の知識が身につくことです。





音読をするときに、何度音読をしても、なかなか意味が掴めないことがありませんか?





それは、文法や構文の知識不足が関係しています。






そういう場合、その部分を先生や友達に聞いて解消してください。




もちろん、教えてもらっただけでは身につきません。

ですが、音読のメリットはここからです。






毎日同じ教材を音読すると、同じ文章を読むことになるので、
教えてもらったことが自然と身についていきます。





なので、音読を繰り返すことで文法や構文の知識は勝手に身についていきます。


音読で英語の偏差値が上がる理由 5.単語や熟語が身につく

コレも、メリット4と同じ理由です。



繰り返し同じ教材を繰り返すことで、
単語や熟語を自然と覚えることができるようになります。




英語の偏差値を音読で上げる方法 音読の取り組み方


さて、ここまで音読のメリットについてお話してきました。



ここからは具体的にどうやって音読を
やっていくのかを説明していきます。


英語の偏差値を音読で上げる方法 音読をするならシャドーイング


僕のセンター模試が30点アップしたのも、リスニングの偏差値が60を超えたのも、



シャドーイングのおかげです。

シャドーイングとは

あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
シャドーイングとは音読の方法の一つです。




やり方は
音源のすぐあとをついて発音する
というようなやり方です。




実はシャドーイングというやり方は、第二言語習得論という


「母国語以外の言葉をどうやったら効率よく身につけられるか」



ということを研究している人たちが





最も効果的に第二言語を習得する方としているものなんです。






もちろん実際の実験などもおこなわれているので、
科学的にも効果がはお墨付きです!



英語の偏差値を音読で上げる方法 シャドーイングのやり方

具体的なやり方ですが、用意するものは
音源付きの教材です。





僕が実際に使っていたのは
英語長文レベル別問題集でした。






中学生もしくは
英語がぜんぜんできない高校生はレベル1から、






英語が少し苦手な高校生ならレベル2から取り組んでみてください!







この教材は後ろに

「耳慣らしCD」

がついているので、僕はそれで音読をしていました。




やり方は以下の手順です。

  • 1.長文を解く
  • 2.英文と日本語の意味を対応させる
  • 3.ひたすら音読

1.長文を解く



英語長文レベル別問題集は音読に適した教材です。




ですが長文の問題集でもあるので、まずは長文の演習もかねて実際に解いていきます。





一度、自分なりにしっかりと読み込むことで、音読をするときもよりも知識の吸収が良くなります。

2.長文と日本語の意味を対応させる


問題を解き終わったら、音読を始めます。





ですが、その前にやることがあります。



自分が何を喋っているかをはっきりさせるために
それぞれの一文がどういう意味になっているかを確認していってください。






先ほどのメリット4でもあげたように、文法と構文の知識を身につけるためにも、





自分ひとりではなく、
周りの友達や、先生などに聞いて疑問を解消しつつ進めてください。



3.ひたすら音読


英文と日本語の対応がしっかりできたら、
あとはひたすら音読です。




音読のやり方は以下の手順で進めることがオススメです。


1.CDを聞いて、その後音読
2.CDを聞きながら発音(シャドーイング)
3.スピードをあげて音読


1.CDを聞いた後に音読

まずはじめに1倍で
耳慣らしCDを聞いてください。



特に何かを意識する必要はありません。





目で英文を追いながら聞いていく
という感覚です。





その後にまずは、
CDなしで音読をしていきます。





おそらくはじめのうちは途中で止まると思います。




でも、それでいいんです。
僕もそうでしたが、はじめは上手くできませんでした。




最初はコレを1日に2回繰り返すだけで十分です。



CDを聞きながら発音(シャドーイング)


ある程度、自分で音読ができるようになったなと思ったら、
次はシャドーイングを行います。




実際に、CDを流しながらすぐに後ろをついていってください。





多分かなり難しいです。





ですが、ここでは、途中でついていけなくなっても、また、
CDが発音している途中からついていく
というようなやり方で進めていってください。





この段階は、ついていくことが最優先です!!






そうすることで、

自分とは違った発音や、呼吸の入れ方を
学べ、音読を通して、英語の読み方がどんどんネイティブに近づいていきます。





コレにより、英語を英語で理解できる力がメキメキとついていきます。





シャドーイングは、1日10分と時間を決めて、何度も何度もCDについていくことに
挑戦してください!

スピードを上げて音読

シャドーイングでCDについていけるようになったら
英語の力はかなり上がっているはずです。



なれてきたら、1.5倍などにチャレンジしていってください。

英語の偏差値を音読で上げる 音読による変化



僕が、シャドーイングをはじめて、2,3ヶ月たった時に、模試を受ける機会がありました。





すると思いもしない変化が起こります。






リスニングテストが始まった瞬間に違和感を抱きます。






それは、リスニングが遅く感じるということ







リスニングの音声を聞いた瞬間に、
「あれ!?」
「リスニングってこんなに遅かったっけ?」
と感じたんです。






テストのあとに友達に聞いたら
「いつもどおりだった」
と言っていました。








そして、テストが帰ってきたらなんと驚き






リスニングテストが50点中40点偏差値60が取れていたんです。






それまで、50点中20点後半ぐらいだったのがいきなり
10点以上上がって偏差値も40代から10以上伸びていたんです!








僕は、ほとんど自分の勉強が報われたという経験がありませんが、
このときに、シャドーイングの凄さを知りました。






どうですか?







皆さんも、リスニングが遅く感じる経験したくありませんか?







シャドーイングを始めればアナタもきっとリスニングが簡単に感じるようになります!!

英語の音読で偏差値を上げる方法 まとめ


今回はシャドーイングについてお話してきました。

今回のまとめを書いておきます。

音読のメリットは5つ

  • 1.英語を戻り読みしなくなる
    →読解力UP
  • 2.英語を英語のまま理解できる
    →読解力&リスニング力UP
  • 3.音のつながりがわかるようになる→リスニング力UP
  • 4.文法、構文が身につく
    →文法&構文力UP
  • 5.単語や熟語を覚えられる
    →単語&熟語力UP



そして、シャドーイングの取り組み方は3段階


  • 1.長文を解く
  • 2.英文と日本語の意味を対応させる
  • 3.ひたすら音読

取り組むべき教材は以下のレベル別問題集でした。

英語長文レベル別問題集は、単語の訳もついていて
長文の参考書としても優秀なので英語学習で迷っているなら、ぜひ買ってみてください!



それでは今回は以上です。




何か質問や要望があればお問い合わせフォームに書いてください!!

可能な限り答えます!!





それでは次回の記事でお会いしましょう(^_^)/~

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