授業で現代文を教えていた高校生が、
偏差値30前半から50手前まで10以上のアップを果たしました。
僕も最初は手探りだったのですが、成績が上がった今では何が成績アップに貢献したのかが分かったので
今回は
- 何をしたら現代文の成績が上がるのか
- 具体的に何をすべきか
- 現代文の勉強をどこから手を付けるべきか
こんな感じのことについて話していきたいと思います。
結論から言うと
偏差値50まで上げたいのなら
現代文の読み方を知ること
これが出来ればOKです。
それがなかなか難しいですよね!
ではさっそく始めていきましょう。
目次
現代文の力を構成する3要素
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現代文の力を伸ばすためには、現代文が次の3つの要素からなることを知る必要があります。
- 現代文の読み方
- テーマ力
- 語彙力
そして3つのうち、現代文が全く分からない人がやるべきことは
まず、現代文の読み方を知ることです。
正直、
これさえわかれば現代文の土台が出来上がるので、共通一次の現代文で満点も狙えます。
勉強が苦手な僕でしたが、現代文の読解は満点でした。
これはとても大事なのでもう一度いいます!
まずは、現代文の読み方を知ってください!
では、具体的に何からやればいいのでしょうか?
現代文の読み方を学ぶ具体的な方法
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では、現代文の読み方を学ぶ具体的な方法について紹介します。
まず初めにやることは、下に貼ってある
「ただよび」の現代文の動画を
1つ目から7つ目まで見ることです。
全部で60本の動画がありますが、まずは最初の7本だけでいいです。
これらの7本の動画では
正しい読解方法の基礎が詰め込まれています。
まずは
「こういう考えをもって本文を読めば現代文を読み解くことが出来るのか」
という知識を得ることが大切です。
そして、この動画はそれが分かりやすく説明されています。
現代文の読み方を鍛える方法
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次に鍛え方です。
どれだけ読み方を理解しても、
実際に自分でできるようになるには
やはり自分でトレーニングをする必要があります。
そのためにはひたすら自分で解いていく必要があるのですが
教材を選びにはポイントがあります。
教材選びのポイント
そもそも現代文の問題の難易度はどのように分けられるか知っていますか?
それは、以下の2つです。
- 文字数の多さ
- 語いの難しさ
現代文が苦手なのであれば、
まずは言葉が簡単で文字数が少ない文章を
選ぶ必要があります。
その中で、学んだ現代文の読み方を使って本文を読み解いていく必要があります。
そうしないと、いきなり文字数が多い文章や、
語彙が難しい文章を読もうとすると
確実に挫折することになります。
まずは、上の動画で見たことを一つずつ自分でやってみて分かるをできるに変える。
そのためにまずは、文章量が少なく、語いの簡単な文章を選ぶ必要があるんです。
オススメは標準問題集国語読解です。
高校生で現代文が苦手ならまずは、この参考書から始めてみてください。
難しすぎず、簡単すぎないのでいい練習になるかなと思います。
そのあとに
《新入試対応》大学入試 全レベル問題集
現代文 1 基礎レベル
取り組んでみるといいかなと思います。
この参考書は毎回、対比や言い換えなどのテーマがあるので
一つ一つ現代文の読解力を身に着けることが出来ます。
参考書に取り組む際の注意
参考書に取り組む際にはただ漠然と解き進めても意味はありません。
かといって、慎重になりすぎて参考書が全然進まないということもよくありません。
では、どうすれば良いでしょうか。
最初のうちはとにかく文の構造に意識を向けてください。
具体例とそうでない場所を自分の中で区別するということです。
なぜかというと、筆者は自分の主張を具体例を用いて補強しようとするからです。
例えば、戦争はよくないという主張をする場合、
戦争はよくない、なぜなら良くない、絶対に良くない。
と主張されるときと、
戦争はよくない。なぜなら戦争は多くの人を犠牲にするからだ。戦地におもむく兵士が犠牲になることはもちろん、その家族や生還者も戦後精神疾患を患っている人が多くいる。また、第2次世界大戦では、兵士よりも民間人の方が多くの犠牲になった。戦死だけでなく飢餓や拷問を受けて死んだ人もいる。彼らの苦しみは計り知れないだろう。こういった様々な種類の犠牲者が多く出ることから私は戦争はよくないと考える。
と主張されると、どちらが説得力があるでしょうか?
おそらく後者ですよね。
でも、言ってることは同じだということが理解できますか?
結局、戦争はよくないということを言いたかっただけなんです!
つまり
具体例の部分を省いていくと、自然と筆者の主張が見えてくるんです。
なので、まずは具体例がどの部分なのか。
そして、その具体例から筆者は何が主張しようとしているのかを探すことを意識してみてください!
テーマ力と語彙力を鍛える方法
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次にテーマ力と、語彙力を鍛える方法です。
ところでテーマ力とは何でしょうか?
テーマ力は予測力
テーマ力とは、現代文の前提知識です。
実は、現代文で扱われるテーマはある程度決まっているものなんです。
近代、科学、文化・宗教・・・
カテゴリーの数で言えば全部で15個ぐらいですかね。
そして、それらの話の展開はある程度決まっているものです。
例えば、
近代なら近代批判
身体論なら、心身二元論から新しい身体論への変化
などなど。
無数に文章がある現代文ですが、実は筆者の主張は同じで具体例が違うだけ。
何てことも珍しくありません。
ということは、これらの話の展開を知っておけば、試験などで新しい問題を見たときも
「こういう感じで話が進んでいくんだろうな」
という予測が出来るようになるんです。
これができるようになると、現代文は運ではなく、実力で毎回高い点数がとれるようになります。
そして、そんなテーマ力と、大学受験に必要な語彙力を全て兼ね備えた一冊が下の
現代文キーワード読解
になります。
![](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51ppC9iv44L._SX317_BO1,204,203,200_.jpg)
キーワード読解は、
大学入試に出てくる
現代文のキーワードと、テーマを
完ぺきにカバーしています。
さらに、それぞれのキーワードやテーマについて詳しく説明しているので、初心者でも理解しやすいと思います。
ただ、この参考書普通に使おうとすると間違いなく挫折します。
下に、この参考書の使い方の記事を載せています。
気になる人は見てください
まとめ
![](https://amanojyakuhitori.com/wp-content/uploads/2021/05/image-9.jpg)
今回は現代文が苦手な人が偏差値50を目指すために必要なことを書いていきました。
とにかくまずは、文章の読み方を知るところから始めてみてください。
そのあとはひたすら特訓です!
何か質問や要望があれば、お問い合わせフォームに書き込んでください。
それではまた次の記事で会いましょう!
[…] 現代文が出来るようになる具体的な手順~偏差値50を目指して~ […]
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