「英語の授業がわからない」「英語を一人で勉強できない」
中学生の英語が苦手な生徒によくある悩みですが、具体的な方法を知れば成績を上げることは誰でもできます。
この記事では、僕がオンライン家庭教師の指導で実際に英語の成績を上げている勉強法を紹介します。
去年の指導で実際に成績も上がった方法なので、あなたも真似をすればきっと成績が上がります。
まだ、中学1,2年生の人でも自分の学年の分だけ取り組んでも定期テストの点数が上がりますよ!
目次
自分は英語が苦手なタイプに違いない
多分だけど自分は英語ができないタイプです
極端に英語ができないと「自分は勉強ができないタイプ」と疑ってしまいますよね。
僕も昔そうだったのでよくわかります(・∀・。(-∀-。
ですが、英語ができないのは他の科目よりも勉強量が少ないからというのが僕の結論です。
では、なぜ英語は他の科目よりも勉強量が少ないのでしょうか。
理由は英語の手の付け所が分からないからです。
数学は教科書の問題やワークを解けば知識が身につく、社会と理科もワークを繰り返し解けばなんとかなりそう
ですが、国語と英語はどうやって勉強すればいいのかがイマイチわかりづらいんですよね。
国語の勉強の方法についてはこっちで説明してるので、興味があれば見てください
英語が分かリづらくなる理由の一つが、何を学んでるか分からないからということがあります。
学校の英語の授業では、教科書の会話文を読んで必要な文法を少し説明するという流れですよね。
僕もそうでしたが、授業を受けてる側からすると「それで?」ってなりますよね。
具体的な問題を解かずにどうやって勉強すればよいかも教わらない。
だから、授業を終わったあとに「今日はいったい何を学んだんだろう」となっていました。
不明確な部分が多すぎるから、勉強の方法がわからず勉強にかける時間が少ない。
これが、英語が苦手だったり極端に英語が苦手な人になる大きな理由です。
つまり、どのように勉強すれば良いか分かれば英語の成績は上がるんです。
というわけで具体的な手順を紹介します。
英語勉強の具体的な手順
僕が指導で実際に使っている教材と手順を紹介します。
1.英文法パターンドリル
2.中学生英語
3.速読英単語中学版
去年の受験指導で実際に偏差値が10近く上がった方法なので、あなたもきっと効果がありますよ!
それぞれの具体的な取り組み方や難易度も説明していきます。
1.英文法パターンドリル
僕が英語が苦手な生徒を持ったときにまずはじめに取り組むのが、「英文法パターンドリル」です。
単語の方が先じゃないの?
この問題集の最大のメリットは単語がわからなくても英文法をみっちり学習できるということなんです。
さらに難易度が簡単なんです。この参考書に取り組んだ英語が苦手な生徒も、ほとんどシャーペンを止めることなく学習を進めることができます。
なぜなら、超スモールステップ、なおかつ同じページにある単語しかほとんど使わないからです。
なので、単語力と文法を同時に鍛えることができるんです。
実際の中身はこんな感じです。
全ページがこのように、決まった形で構成されているので英語が苦手な人にありがたい設計になっています。
うちの母親もわかりやすいと言って取り組んでいました。
シャーペンがどんどん進んでいくので、英語が嫌いな人や苦手意識を持つ人の”英語に対する拒絶反応”もなくなっていきます。
取り組むときのコツ
この参考書は素晴らしいのですが、さらに効果を高めるために僕オリジナルのコツがあります。
それは、最後の英作文を自分で書けるようにするということです。
選択問題、並び替え、英作文の順番で問題が並んでいて、適当に取り組んでしまいがちですが、
最後の英作文の問題を「全問正解してやる!」という意識を持って取り組むと、効果が高まります。
もちろん、そのページにある単語の綴りや文法の説明は見てもOKです。
取り組むときにはぜひ、英作文を自分で書けるようにしましょう!
2.中学英語 練習問題
英文法パターンドリルを取り組むと、中学英語で何を学んだかを理解できます。
ですが、問題を解いていないのでテストでどのように聞かれるのかわかりません。
それを解決するのが中学英語 練習問題です。
こちらはネットから無料で印刷できるサイトになっています。
単元ごとにたくさんの問題があるので、問題を解くことには困りません。
これを使ってパターンドリルで理解した文法を解けるようにします。
パターンドリルを進めながら取り組んじゃだめなの?
取り組み方としては、パターンドリルを終わらせあとに取り組むことをオススメします。
理由は全体感を押さえるほうが良いからです。
パターンドリル→練習問題
と取り組むことで中学英語の全体を2回学ぶことができ効率よく知識を吸収できます。
ただ、量が多いので僕の指導では次に紹介する長文対策の学習と同時に進めてもらっています。
中学1年生、2年生の場合は自分の習った部分までを進めてもらえれば大丈夫です。
取り組むときのコツ
取り組むときのコツはできるだけ印刷して取り組むことです。
ノートに問題を解くという方法でやっても悪くはないのですが、プリントが終わって溜まっていく達成感を感じられるので、印刷して取り組むことがオススメです。
もう一つは、単語は調べながらでOKということです。
英作文などで分からない単語があれば調べてもらってOKです。この時点では文法の内容を押さえることを目標にしましょう!
3.速読英単語 中学必修編
3つ目は長文対策として速読英単語の中学版です。
単語帳で長文対策するの?
そうなんです。実はこの単語帳は下の写真みたいに、長文の中で単語を覚える仕組みになっているんです。
僕の授業では長文のページを印刷して一文ずつ訳していきながら、単語と熟語と文法を学んでいけます
単語熟語、文法、長文対策、全てが同時にできるのでテストで使える実践的な英語力がぐんぐん育ちます。
実際に教えていた生徒も、速読英単語で長文対策をすることで公立高校入試の点数を伸ばすことができました。
どのぐらいのレベルまで対応してるの?
前半は教科書レベルの長文ですが、後半は公立高校入試はもちろん、偏差値60の私立高校くらいなら対応できるレベルに到達できます。
長文が全部で60題あるのでちゃんと長文対策ができますよ。
ここまでが、全体として共通の取り組んでいることになります。
ここまで取り組めていれば高校入試の過去問に取り組むだけの力はあるので、あとはそれぞれの志望校の過去問に取り組みます。
取り組むときのコツ
取り組むときのコツは単語を先に見ることです。
長文を訳していくことが主な目的なので、先にその長文の単語を確認してから本文に移りましょう
例えば16番の長文に取り組む場合は、
16番の単語→16番の長文を訳す
という感じです。
もちろん単語を覚えることも大切ですが、本文を訳しながら覚えていく方法で取り組んだ方が、定着率は高いです。
英語の勉強にも才能はあるのか?
ここまでに紹介した順番で教材を進めれば着実に英語の力はついていきます。
でも、クラスで勉強ができる人とそうでない人を見ると「英語の勉強にも才能って関係あるよな」ともいますよね。
僕が実際に授業していてもやはり才能を感じることはあります。
ですが、才能がある人とない人の差は飲み込みの早さです。
飲み込みの遅い人でもゆっくりではありますが着実に実力を伸ばしていくことができます。
パターンドリルを1日1ページでも良いのでまずは取り組むことから始めてみましょう!
そうすることであなたもきっと英語ができるようになります。
最後に触れた勉強の才能についてもっと知りたい人は下の記事で勉強の才能について書いているので、興味があれば見てみてください。
受験勉強はカーレース!?あなたは勉強の才能を本当に知っていますか?
最後に紹介した教材をまとめておいておきますね。