中学生国語読解コツ１．文中に書いてあることが正解※読むだけで偏差値５UPした人も

この記事は国語ができない中高生が国語ができるようになるためのコツをまとめた記事です。

順番に記事を読むことで少しづつ国語の文章題への抵抗感をなくすことを目的にしています。

国語が苦手な人、どんなふうに勉強すればいいか分からない人は読めば必ずプラスになりますよ。

それでは早速行きます。

国語読解ポイント１．書いてあることが正解

一番最初に紹介するポイントは、書いてあることが正解ということです。

みなさんが読んでいる国語の文章。

その最初には必ず

「次の文章を読んで、あとの問いに答えなさい」という言葉がありませんか？

当たり前過ぎて意識していない人も多いと思いますが、めちゃくちゃ重要な言葉なんです。

文章を読んであとの問に答えなさい。ということは

文章に書いてある内容についての問題を出しますよ。

と出題者が言っています。

「確かにそうかも知れないけど、だから何なのか」

と思う人もいるかもしれません。

これってつまり「文章に書いてあることだけか正解」という国語の原則を教えてくれているんです。

国語読解のポイント２．選択肢は正しいものを選ばない

文章に書いてあることが正解ということを詳しく説明する前に一つ質問させてください。

アナタは国語の選択肢問題を解くときにどうやって答を選んでいますか？

もしも、選択肢を見て「正しいか間違っている」で選んでいるのでしたら、今後も選択肢問題でミスをし続けます。

では、どうやって判断をすればいいのか。

実は、このアドバイスを本当に理解するだけで国語の偏差値が一気に５上がる生徒もいます。

それくらいこのアドバイスは本質的なものです。

では、そのアドバイスは何なのか。

それは、選択肢を「正しい、正しくない」ではなく、「書いてる、書いてない」で判断するということです。

ポイントの１つ目で紹介した「文章で書いてあることだけが正解」という原則がここで生きてきます。

選択肢問題を間違える人は、正しい、正しくないで選択肢を判断しがちです。

しかし、正しいかそうでないかで選択肢を見るとどれも正しそうに思えてしまう。

一方で書いてあるか。書いていないか。で判断するとどうでしょう。

書いてあることは本文を見て探せば判断できるので、迷いがなくなります。

意味として同じなら正解

ですが、ここで注意すべきポイントが一つあります。

それは、意味として同じことが書いてあれば正解ということです。

どういうことかというと、例えば文章中に

タロウはジロウより背が高い。

という文章があるとします。

このときに選択肢でタロウはジロウより背が高い。と書いてあれば誰でも正解できてしまいますよね。

ではどうするのかというと、

ジロウはタロウより背が低い。

というように少し日本語を変えます。

日本語が変わっても意味としては全く同じなのでこれは正解です。

このように、意味として書いてあるかどうかを判断することが国語の得点UPには大事です。

では、実際に試験のときにはどのようにして問題を解くことに活かすのでしょうか？

試験で使える国語読解の具体的な方法

実際の写真を使ってやり方を説明します。

まず選択肢を見たら下の写真のように、点がある部分で文章を区切りましょう。

次に区切った部分までが書いてあるかどうかを判断します。

本文に書いてあれば選択肢の右に◯を書いていなければ✘を書きましょう。

✘がついた部分があればその選択肢は間違いなので、記号の上に✘を書き入れましょう。

すべての選択肢でやっていって✘のつかなかった選択肢が正解になります。

実際に授業で生徒にこのやり方を教えたところ、選択肢問題の正答率が上がったので、ぜひ真似してみてください。

国語は必ずできるようになる。

数学や英語は知識をつければ問題が解けるようになる実感があります。

その一方で、国語は知識をつけても成績が上がる実感はなかなか得られません。

ですが、国語を勉強し続けれるとある日

「結局文章の内容が変わってもやること同じじゃん」

となる日が必ずきます。

そのためには、一個一個のポイントを自分で実践しながら国語に触れ続けることが大切です。

今後もポイントを一個づつ紹介していくので、一緒に頑張っていきましょう！