「勉強するなら出来だけ効率よく成績を上げたい」
「提出物を出しても評価が低い」
中学生の勉強で大変なものといえば「定期テスト」と「提出物」ですよね。
”どっちも毎回頑張ろうとは思いつつも結局いつも通りの点数になる”
”自分なりには頑張ってるのに平均以下しか取れない”
なんてことは誰しもが経験あると思います。
ですが、定期テストと提出物の問題がまとめて解決する方法があるとしたら気になりませんか?
今回紹介する方法は、実際に指導している生徒が提出物を半分の時間で終わらせられるようになって、その結果テストの点数がUPした方法です。
効果がすでに出ているので、あなたもぜひ参考にしてみてください!
目次
頭のいい人の真似をする
結論としては、頭のいい人の真似をすることです。
なぜなら、頭のいい人は非効率なやり方をしないからです。
具体的なエピソードを一つ紹介します。
僕の担当している生徒に私立中学に通っている生徒がいるのですが、彼はものすごく勉強に苦労していました。
私立中学は授業や課題が公立中学よりも多いことが特徴です。
日付が変わるまで課題に取り組み朝は6時に起きる、そして授業中に眠くなる。
その結果、授業を聞けずにクラスで最下位の点数を取っていました。
さらにテストの点数が低いことでやり直しにも時間がかかり、また寝不足につながる。
もともと入試に合格点ギリギリで受かったということもありましたが、それでもかなり苦労をしていました。
「勉強ができないことがやっぱり原因なのかな」僕も最初そう考えていました。
ですが、普段の勉強のやり方を聞いたら勉強が苦手なことだけが原因ではないとわかりました。
やり方が圧倒的に非効率だったんです。
例えば、テストのやり直しは問題をすべて手で写してから解き直す。宿題を解くときは一切答えを見ずに一度自力で解く。やり直しは一度消してもう一度すべて問題を解き直す。
ということやっていました。
大人であれば分かると思いますが、
「いやっ、やってることは間違いではないんだけど、もう少しやり方があるよね」
と言いたくなります。
ですが、自分のやり方が非効率で有ることって本人は気づけないんです。
なぜなら、効率がいいという状態を知らないからです。
僕もアドバイスをしましたが、いまいちピンと来ていませんでした。
なので、
「一度クラスの頭のいい人のやり直しとか宿題のやり方をみてごらん」
と言いました。
しばらくして授業をしたときに定期テストの問題をコピーしてノートに貼り付けていました。
どうしたのかと聞くと
「問題を写すんじゃなくてコピーしてノートにはって問題を解いていた」
と言っていました。
クラスの生徒のやり方を実際に見て今までの自分のやり方の無駄な部分がハッキリと見えたそうです。
ルールを守りすぎない
具体例のなかで”テストのやり直しは問題をすべて手で写してから解き直す。”と書いていましたが、これには理由があります。
それは社会の先生が「問題は手で写せ」と言っていたからです。
昔の僕もそうですが、問題を手で写せと言われたら何も考えずにそうしていました。
ですが、頭のいい人や勉強ができる人は違います。
例えば、図や写真はコピーして印刷をしたものを貼って問題文だけを手で写したりします。
「そんなのルール違反じゃん!」
と考えそうになりますが、案外スルーされたりします。
もしも文句を言われたら、「次から直します」と言ってその時だけはお咎めなしだったりします。
0か100で物事を考えるのではなく、1~99の間も考える。それが頭のいい人の考え方だったりします。
ワークやノートを見せてもらおう
というわけで、クラスの中の頭のいい人や友達に、提出物や定期テストの勉強方法を実際に見せてもらいましょう。
そうすることで、自分の非効率な部分を知ることができます。
おそらく教えてもらう中で1つや2つは
「えっそんなのあり?」
というようなやり方や考え方に出会えます。
また提出物についても、どのくらいのクオリティでどのくらいの判定がもらえるのかを知ることもできます。
そうすることで、今まで以上に定期テストの点数や提出物の評価アップをすることができます。
いっそのこと先生に聞いてしまおう
ちなみに、もしもあなたが嫌でなければ”先生に聞く”という手が一番効率的です。
僕もそうですが、教育者は誰でも頑張っている人は応援したくなるものです。
「次のノート提出で評価を上げたいんですけど、今の自分のノートのどこが悪いですか?」
「次の定期テストで70点以上取りたいんですけど、教科書とワークどっちを取り組むべきですか?」
など質問しましょう。
そうすればきっとアドバイスをくれるはずです。
あなたも先生の立場になって考えてみてください。
自分のアドバイスを実行してきたノートを提出されたら、少しは評価をあげようと思いませんか?
先生も人間なので、特別扱いをしたくなります。
人の振り見て我が振り直せ
ことわざに、「人の振り見て我が振り直せ」というものがあります。
他人の悪いところを見て自分にも当てはまらないかどうかを考える。という意味で使われることが多いことわざですが、他人の善い行いを見て自分も取り入れるという意味もあります。
ぜひあなたも今回紹介したように、勉強できる友達や、クラスメイトにノート提出の方法や勉強の仕方を聞いて見てください。
それがきっと成績アップに必ず繋がります。
今回の内容も大事ですが、そもそも定期テストで何点取れば通知表の数字がいくつになるかを知らなければ、目標が立てられません。
下の記事に、通知表の数字と定期テストと偏差値の関係をまとめているので、ぜひ合わせて見てください!
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