こんにちは。コウメイです。
数学の勉強の中で最も大変な勉強の一つが「数学の文章題」ではないでしょうか?
「文章問題になった途端に分からなくなる」
「どうやって文章問題を解けばいいかわからない」
こんな悩みを持つ人は僕が家庭教師で教えている生徒の中にもたくさんいます。
実は、数学の文章題を解けるようになるには、たった一つのことをすればいいんです。
それは、
問題文を読みながら図を書く
ということです。
実際に僕の授業で一緒に図を書いていくと、自分で問題が解けるようになる生徒が多いです。
今回は、数学の文章題を解くためになぜ、図を書けばいいのか。
どうやって図を書けばいいのかを解説していきたいと思います!
・計算ができて文章題ができない理由
・文章題が解けるようになる方法
目次
数学の文章題が解けるようになりたいなら図を書こう
計算はできるけど文章題が解けない理由は、
文章題を解く手順を見るとわかります。
文章題は普通
という流れで問題を解いていきます。
計算ができる人というのは、②の式を解く部分ができる人ということです。
逆に、文章題が解けない人の原因は
①の問題文を読んで式を立てることができない
ということです。
では、どうやったら問題文を読んで式を立てることができるのでしょうか?
それが、最初に紹介した問題文を読みながら図を書くことです。
数学の文章題が解けるようになる図の書き方
では、具体的にどういう図を書けばいいのでしょうか?
問題を使って説明します。
数学の文章題が解けるようになる図の書き方 例題
A 地点から 12 キロ離れた C 地点に行くのに、初めは時速 6 ㎞で歩き、途中 B 地
筆者作成
点からは時速 4 ㎞で歩いていくと、C 地点まで 2 時間 40 分かかりました。AB、BC 間
の距離を求めなさい。
最初のポイントは、
一番初めに文章を読みながら図も一緒に書くということです。
実際にやっていきます。
A地点から12キロ離れたC地点に行くのに、
ここでまず、図を書きます。
初めは時速 6 ㎞で歩き、途中 B 地点からは時速 4 ㎞で歩いていくと、
ここで、B地点と速さを書きます。
C 地点まで 2 時間 40 分かかりました。
全体の時間がわかりました。
AB、BC 間の距離を求めなさい。
わからないところを書き込みます。
どうでしょうか?
問題を読みながら一緒に図を書くことで、問題の全体像と
なにを求めているのかが一目で分かるようになりました。
あとは、図から式を立ててその式を解けば答えにたどり着きます。
この問題の解き方と答えは下の記事に書いてあるので、
気になった人は読んで下さい。
【基礎から難問まで対応】連立方程式の文章題が誰でも簡単に解ける手順
2問目の例題と同じものです。
大事なのは、
問題文を読むことと、自分で図を書くことをセットにするという考えを持つことです。
そうすれば、あとは問題演習を積むことで確実に実力がついていきます。
逆にここまでの努力をせずにいくら数学の文章題に取り組んでも、
実力はつきません。
厳しいようですが、僕はこれで時間を無駄にしてしまったので同じ間違いを犯してほしくないんです。
とにかく手を動かして自分の分かるところまでは頑張る。
これを意識して頑張って下さい。
数学の文章題が解けるようになる図の書き方 コツ
自分で図を書くときのコツは、
とにかく最初は自分なりに書くことです。
汚くても、雑でもいいので迷わずに自分で手を動かしましょう。
図を書くことも練習が必要です。
最初は下手くそでも、少しづつ上手くなっていきます。
なので、最初はどんどん自分で書いていきましょう。
数学の文章題が解けるようになる図の書き方 図が書けないとき
「模試やテストなどですでに図がある場合はどうすればいいのか」
という疑問があると思います。
その時は、すでにある図に問題文の条件をどんどん書き込んでいけばOKです。
あるものはどんどん使っていきましょう。
数学の文章題が解けるようになる図の書き方 まとめ
今回は、数学の文章問題が解けるようになる方法について説明しました。
いちばん大切なのは、
文章を読みながら図を書いていく。
これさえ徹底すれば必ずあなたも数学の文章題が解けるようになります。
では、また次の記事でお会いしましょう!(^_^)/~